知って得する!外資系医療機器メーカー営業へ就職・転職 良い点VS注意点【後編】

医療機器業界は、医療費削減の動きの中でも、新たな機器開発により、これからも成長が続くと予測されています。

外資系医療機器メーカーの営業へ、就職や転職を考えている人も多くいるのではないでしょうか。

今回は、 外資系医療機器メーカーの営業への就職や転職するにあたり、注意すべき点を記載しています。
今回は、前回の続き【後編】となります。【前編】はこちら

外資系医療機器メーカーへの就職を考えている次の方の助けになる内容です。 

外資系医療機器メーカーの就職・転職の決め手に悩んでいる方。
現場から見た外資系医療機器メーカーの実際を知りたい方。 
自分自身に合う職業なのか、見極めたい方

さあ、自分に合った就職先を見つけましょう!

知らなきゃ損!外資系医療機器メーカーの5つの注意点

外資系医療機器メーカー営業へ就職するときの注意点に特化してお話します。

もちろん外資系医療機器メーカーの全てに当てはまるわけではありませんが、平均的な特徴や傾向としてお伝えします。

「知らなきゃ損!外資系医療機器メーカーの良い点」については、下記の【前編】をご覧ください。

ええっ!?本国でM&A!これからどうなるの?

外資系医療機器メーカーのM&Aは、それほど珍しくありません。
医療機器業界に勤めていると「またか」という感じです。

最近では、2021年8月に、米国カーディナルヘルス社が、コーディス事業をヘルマン&フリードマンに売却(売却価額は約10億ドル)したことを発表しました。

このコーディス事業は、2015年に米国カーディナルヘルス社が米国ジョンソンエンドジョンソンより買収(売却価格約19億ドル)した医療機器事業部です。
結局6年ほどで売却したことになります。

その他にも

2011年 ジョンソンエンドジョンソンがシンセスを買収(価格約213億ドル)
2015年 メドトロニックがコヴィディエンを買収(価格約499億ドル)
2017年 アボットラボラトリーズがセント・ジュード・メディカルを買収(価格約250億ドル)
2019年 米国3Mが、アセリティと傘下のKCIを買収(価格約43億ドル)

外資系企業のM&Aは、規模が大きく、突然の発表に働く社員は不安を感じるはずです。
特に、40代や50代の社員にとっては、引き続き雇用してもらえるのか、先行きに不安を感じるでしょう。

まいき くん
まいき くん

就職先の会社の歴史(沿革)を見ることも大切だね。
歴史の浅い企業やM&Aを繰り返しているは注意が必要かも。

リク丸
リク丸

ただ、過剰に不安を感じることはないよ。
買収した企業も優秀な社員は残したいし、ポジション(役職)だって上がる可能性もあるからね。

主力製品の栄枯盛衰 取り扱い製品は何?

内視鏡手術支援ロボットの「ダビンチ」をご存じでしょうか?
インテュイティブサージカル社が発売している内視鏡手術支援ロボットです。
日本国内においては、内視鏡手術支援ロボットの購入は、インテュイディブサージカルの「ダビンチ」しか選択肢のない状況でした。

この独占状態はいつまで続くのでしょうか?

手術支援ロボットの特許が切れはじめ、各企業が参入してきています。

たとえば、川崎重工業とシスメックスの出資によって設立したメディカロイドは、2020年に国産初の手術支援ロボット「hinotori サージカルロボットシステム」の製造販売承認を取得し、販売をはじめています。

ちなみに海外の手術支援ロボット開発

・大手外資系企業のジョンソンエンドジョンソンは、 Google と手を組み 開発を進めています。
・米トランスエンテリックス社が開発した「センハンス・デジタル・ラパロスコピー・システム」などが あります。

ライバル企業が参入してくる中、今までと同じ雇用人数と就業体制を保っていけるのでしょうか?

単独製品を主力に、売上を伸ばしている外資系企業に務める場合は、注意が必要かもしれませんね。

後発で性能の良い製品が登場した場合、急速にシェアが落ちていくことがあります。

多種多様な製品を扱っているまたは、新商品を次々とリリースしているなど、主力製品が衰退したときの対策がある企業は安心ですが、無い場合は、日本撤退のシナリオが待っているかもしれません。

年配者は働いている?人の入れ替わりは激しい ?

国内の医療機器の企業も、他の企業と同様に、終身雇用がなくなりつつあります。
とは言え、豊富な経験、知識もった社員を大切にする傾向がまだあり、定年まで勤めることができる場合がほとんどでしょう。

一方、外資系医療機器の企業は、終身雇用や年功序列などの考えがないところが多く、成果主義 、実力主義の企業が大半です。

外資系医療機器メーカーに勤めながら人脈や経験を積み、社内でステップアップが見込めないようであれば、転職によってポジションや年収アップを図るといった考え方が一般的です。

次の転職を見据えながら働いてる方が多いでしょう。

リク丸
リク丸

成果・実力主義だからといって突然の解雇が頻繁にあるわけじゃないよ。
ただ、成果が出ない期間が続けば、厳しい人事評価が下されることは覚悟しないとね。

外資系医療機器メーカーの営業マンで、一つの会社で就職から定年までを迎える人は、非常に少ないように思えます。

オフィスは不要?自宅が事務所の代わり

外資系医療機器メーカーの中には、オフィスの維持費や通勤費を削減するため、 事務所の設置を、本社のみや主要都市の一部だけにし、社員の自宅を兼事務所として活用している企業もあります。

また、新型コロナウイルスの影響でテレワークが進み、事務所の機能を縮小したり、閉鎖する企業もあります 。

自宅兼事務所の場合、次のデメリットを感じるかもしれません。

仕事関係の郵便物や配達品

自宅で受け取る、もしくは、宅配便の営業所に取りに行かなくてはなりません。
また、送る場合は、コンビニや宅配便営業所に自分で持ち込む必要があります。

自宅の一角にビジネススペースを確保

ノートパソコン1つでできる仕事であれば、それほどスペースを必要としませんが、資料や製品、サンプル品、販促品などが存在するのであれば、自宅の中にもそれなりのスペースが必要です。

仕事に必要なものが揃っていない

クリアファイルやコピー用紙、名刺などのオフィス用品を自分で手配する必要があります。

コミュニケーション不足による情報不足

タイムリーな情報共有や、文章では伝えにくい悩みや相談が難しくなります。
また、上司や同僚などの状況が見えにくく、孤立して仕事をしているような疎外感を感じるかもしれません。

仕事とプライベートのメリハリがなくなる

仕事とプライベートのスイッチの切り替えがあいまいになりがちです。
自宅にお子さんがいる場合などは、仕事に専念することが難しい場合もあるでしょう。

もちろん良い点も

何といっても通勤時間や通勤のストレスがないことが一番ではないでしょうか。
その他にも、プライベートと仕事の調整がしやすくなるや、煩わしい人間関係の悪化も回避できるでしょう。
また、自宅を事務所として使用することで、会社より借上料が支払われます。

外資系医療機器メーカーに勤めるには英語力が必要?

外資系医療機器メーカーの社員のほとんどが日本人であるため、社員同士のコミュニケーションで英語が必要になることはないでしょう。

だからといって英語力は必要なし、ということにはなりません。

その会社で上位の役職者になればなるほど、英語力は求められることになります。
本社とのミーティングやメールで業務のやり取りをする場合は、やはり英語で行われます。

この先、会社の中でキャリアアップし、上位のポストに着きたいという気持ちがある人は、英語力は必要です。

リク丸
リク丸

国内の医療機器営業で、英語が必要になることはないけど、ドクターを海外の学会などにアテンドする場合は、必要になるかな。
全国エリアブロックのマネージャー会議だと、すべて英語で行われる企業もあるよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
外資系医療機器メーカーの営業へ就職する良い点と注意点について、前編と後編に分けてお話いたしました。

外資系医療機器メーカーは、自分の能力に自信のある方や、会社を一つのステップとしてキャリアを積んでいく方にとっては非常にお勧めです。

ホワイト企業も多く、待遇や環境などを背景に、自尊心やプライドを高い位置で保つことができます。

確かに、年配者は少ない気がしますが、それを不安を感じる必要はありません。
生涯年収という見方や、若いうちに高収入を得て、別の事業を起こす方もいます。
何より、外資系メーカーに勤めていたこと自体があなたのキャリアになります。

会社に依存するのではなく、自分自身を1つの財産や価値ととらえ、活かせることができる方には素晴らしい就職先だと思います。

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